大平透さんからのお言葉

劇場映画「ザ・シンプソンズMOVIE」のテレビ版声優陣によるDVDの収録が決定しました。


声優変更を考える会の目標の一つをまず叶えることができました。
すべてシンプソンズファンの皆さんのご協力のおかげです。
本当にありがとうございました。


大平透さんから直接考える会に連絡を頂いた時は本当に驚きました。
さらに驚いたのは、大平さんから
「ファンの皆さんの声が届いたから、私は今回の仕事を受けたんだよ。
本当は、今後はホーマー・シンプソン役を降りるつもりだったんだ。
声優の仕事を長年やってきたが、こんなに嬉しかったことはない。
アフレコを始める前にファンの皆さんにどうしてもそれを言いたかった」

というお言葉を頂いたことです。


もし、ファンの行動と思いが大平さんと20世紀FOXに届かなければ、
テレビ版声優陣によるDVDの製作だけでなく、
今後の大平さんによる吹き替えのテレビシリーズも存在しなくなっていたのです。
声優さん方はそれだけの「誇り」と「覚悟」を持って
吹き替えという仕事に真剣に取り組まれているのだと改めて思いました。
そして、「アフレコを始める前に、どうしてもそれを言いたかった」という
ファンにまで筋を通していただいた、お心遣いにも改めて感謝の意を表させていただきます。
大平さん、本当にありがとうございます。


私達ファンも今回の声優変更問題がなければ、個々のファンが団結することも、行動を起こすことも無かったかも知れません。
20世紀FOXとの話し合いの際、
「私達ファンはシンプソンズに対してフーリガンでなくサポーターになりたい」と気持ちを伝えました。
DVDの発売元である20世紀フォックスホームエンターテイメントもその気持ちを真摯に受け止めてくれたことで、テレビ版声優陣による吹き替えDVD製作を実現してくれたと思います。ファンの気持ちに応えてくれた20世紀フォックス ホーム エンターテイメントに敬意を表したいと思います。


もちろん、声優変更を考える会のもう一つの目標である、
TV版声優陣による劇場映画「ザ・シンプソンズMOVIE」の公開に対しても、ファンの気持ちを20世紀FOXに伝えていきます。
これからもファンとしてシンプソンズをサポートしていくために、ご協力をお願い致します。