活動を振り返って・5
【神奈川県在住・女性】
自分の役割は何も特にありませんでしたが、考える会にはいったきっかけは
劇場版吹き替えをタレントのでは何がなんでも嫌だ!!という強い気持ちから
でした。シンプソンズ歴は10,11年くらいだと思います。
偶然TVKの夕方での放送ではまり本来はwowowで放送してるということ
も家族から教えられ以来wowowの放送見続け、現在はfoxチャンネルで
ずっと見続けています。
シンプソンズファンサイト、昔していたのですが家族の反対もあり更新が
しんどくなってやめましたがシンプソンズグッズはたくさんあり、また
2000年秋にロスで行われたグローヴァルインファンフェスタに参加出来たことは
人生で最大に嬉しいしあわせなことです。考える会の皆さんでの行動によりDVDでの吹き替えがオリジナルキャストに
なったこと、大平さんがホーマーをやめるつもりでいたのが思い直して
いただけたこと、が結果的に良かったと思っています。
【大阪在住・30代男性】
せりぞうさんを通じて「考える会」のブログにイラストを何度か載せて頂きました。
はじめはタレントを皮肉ったりFOXに怒りをぶつける絵を描いていたのですが、
「もっと違う表現はないかな?」と考え、声優さん+シンプソンズファミリー、という
絵を数点描きました。これなら本家にもないオリジナリティーが出ますし、声優の皆さんと
キャラクターとの「絆」のようなものが描けて良かったのでは、と思っています。また大阪オフ会にも参加させていただきました。メンバーのnakaoさんに素晴らしい
会場を用意していただき、viewbooさんに見せて頂いた貴重な映像の数々は本当に
自分にとって得るものが多かったです。「ちょっと面倒だな…」と思うことでも実際に
動いてみると思いもかけない収穫があるものだな…と思った次第であります。皆様、ありがとうございました。
【神奈川県在住・男性】
撮影・編集担当友人からPanasonicのAG-DVX100というカメラが借りられたので、その友人とともに決起集会に参加し、皆さんのメッセージを撮影して、PCにて編集し、大平さんたちに送らせていただきました。
メッセージだけでは物足りなかったのでそれまでに撮った映像を組み合わせて「ストーンカッターズのテーマ」をかぶせてみたんですが、結成から2週間くらいではいかんせん素材が足りず、決起集会の後の居酒屋での懇親会がかなりの割合になってしまい、「ただ飲んでるだけじゃないかこいつらは」という映像になってしまいました。
字幕を打つ時にはシンプソンズっぽいフォントは何かなと会の皆さんに意見を聞いて、「えるまー」というのがいいんじゃないかということで使わせていただきました。
真っ白いDVDでは味気ないので、これもまた会のメンバーでDVDの表面に印刷できるプリンターを持っている方にお願いして、ピンクのドーナツの柄にしていただきました。
編集しているときも「これを大平さんたちが見るのかもしれない」とドキドキでしたが、実際に見てもらって、しかも喜んでもらえたとのことで、今回の件の何かの助けになったとしたら、本当に感無量のひとことです。
これから、ロフトプラスワンで撮影した皆さんのメッセージと、今までに撮りためた素材を組み合わせて、もう一度「ストーンカッターズのテーマ」をかぶせ、今度こそ秘密結社っぽい映像を作りたいと思います。
【神奈川県在住・女性】
私はザ・シンプソンズファンというよりも、声優のキャリアのない有名人起用で著しく質の低下した吹き替えを聞かされることが不愉快でたまらない者です。
そしてザ・シンプソンズのオリジナル声優の方々のファンです。
劇場版ザ・シンプソンズの声優変更を知った時、絶対に阻止しなければいけないと思いました。
私は特殊能力などは持ち合わせていませんが、できる限りのことをしたいと思い、「声優変更を考える会」の決起集会に参加しました。
まず、私が求めるのはあくまでも劇場版制作でしたから、会の方針決定の際に『オリジナル声優のDVD制作を落とし所にする』ことだけは絶対反対しなければならないと思いました。
色々な意見がありますが、私はDVDは初めからオリジナル声優版で作られるだろうと考えていました。 タレントの名前につられて劇場に足を運ぶ人をターゲットにDVDを作成するとは考えにくく、多分、確実にDVDを欲しがっている従来のザ・シンプソンズファンの望む形になるだろうと思ったからです。
そのような、人を馬鹿にした虫のいい話を許してたまるか、と思いました。 そして、声優版DVD収録の運びとなったときに、劇場版の吹き替えを受けた声優さん、拒否した声優さん、オリジナルシンプソン一家がスタジオで再会したときに、どんな空気が流れるのか?などということまで私の妄想は広がり、ザ・シンプソンズという作品に対する愛情があれば、このような心無い決定はなされないはずなのにと、このような決定をしたFOX映画に対する怒りがこみ上げました。素晴らしい才能を持った『考える会』の方々に混じって、私ができたことは、我々の活動を多くの人たちに知ってもらうようにmixiなどを使って広めていくこと、署名活動の際のコスプレ用意、関係各社に一般の声を諦めずに届けること、それから『考える会』の打ち合わせの際には、自分の意見を臆せず伝えることぐらいでしょうか。
声優変更発表を聞いた直後の、怒りに任せた行動と比較して、決起集会後の考える会の活動は穏やかで、物足りないと感じた方も多かったのではないかと思います。 できるだけ平和的に最大公約数の利益を確保しようとした結果であります。
私は会の方針に賛同しましたのでそれに従いましたが、個人的には絶えず不満をぐっと抑えているところもありました。
この期に及んでは、この問題に関わる誰もが苦い思いをする結果になっており、一人勝ちを許さなかったことがせめてもの救いかなどと自らに苦しい言い訳をしております。『オリジナル声優のDVDが出るなら我慢しよう』と思っている人は心に余裕がある人で、『オリジナル声優版も劇場公開しなきゃ許さん!』ってまだ思ってる方は心の貧しい人です。
と誰かが言ったとか言わなかったとか・・・。
そうです、私は心の貧しい人です。
劇場公開を明日に控え、もう敵も、恨むべき相手もよくわからなくなってしまったのに、今でもしつっこく怒っています。