本日発売の週刊新潮の記事になりました

先日、取材を受けた内容が
本日発売の週刊新潮の記事になりました。
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/20070927/nakaduri.html
”「和田アキ子を降ろせ!」人気アニメ「吹き替え騒動」勃発”
まず、最初に言っておきます。
和田アキ子を降ろせ!」なんてひとことも言ってません。
商業的な事情から人の目を引きつける見出しが必要なのでしょうが
誤解のないように、はっきり言っておきます。
映画版「ザ・シンプソンズ」声優変更を考える会は
これまでもこれからも「誰だれを降ろせ!」などと言うつもりは全くありません。



見出しは煽っていたものの
記事の内容はバランスよく取材の行き届いたものだったと思います。
新潮社の担当者様ありがとうございます。
ただ私の発言で大きく省略されているところがあるので この場で補足します。


「考える会では、9月11日付けで配給会社のFOXジャパンに、公開質問状を送付し、
なぜ、声優陣の変更を行ったのかについての事情を尋ねています。
私たちの要望は、テレビ版の声優陣による作品を公開してほしいということです。
和田アキ子さんや所ジョージさんに声優の経験があることは知っていますが、
本職は歌手あるいはタレント。
なぜプロでない人が選ばれたのか、腑に落ちないし、和田さんの声だと、
どうしたって、和田さんの顔が浮かぶじゃないですか」
これが、記事の中の私の発言です。
取材でもおおむねこのようなことを話しました。
ただ、後段の部分が省略されて伝えてあるので補足します。
私がお話したのはこういう内容です。
和田アキ子さん・所ジョージさん・田村淳さん・ベッキーさんは
本職は歌手あるいはタレントです。
声優の経験があることは知っていますが、本職ではありません。
シンプソンズというアニメには15年に渡って吹き替えを続けてこられた
本職のベテラン声優陣のかたがすでにいらっしゃるのです。
日本のシンプソンズファンの間では完全に定着していて、
『この人たち以外ありえない』という状況なのです。
なのに何故突然変更するのか、その点で腑に落ちないし、到底納得できません。
そして、重要なのはアニメのキャラクターにとって「声」は命なのです。
和田さんも所さんも田村さんもベッキーさんも素晴らしい歌手でありタレントでありますが
アニメのキャラクターを演じるにはあまりにもそれぞれの印象が強すぎます。
「声」を聞いたらすぐ、そのキャラクターではなく、裏の演技者の顔が浮かぶようでは
観客は作品の世界に純粋に没入できないのではないでしょうか」
記事内の(会の関係者)の談話はこのように置き換えていただけますようお願いします。


それから(別の考える会の関係者)という方の談話もありましたが、
私、この方誰か知りません。誰なんでしょうか。