イタリアの吹替え事情を教えてもらいました

イタリア在住の日本人のシンプソンズファンの方から、イタリアでのシンプソンズ吹き替え事情を教えていただきました。

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こちらでもシンプソンズは人気があります。こちらは、毎日、月曜日から金曜日のお昼の2時半にやってます(ので、同じエピソードの繰り返しですが)。
イタリアでも一度、夜に放送されたシンプソンのスペシャル番組で、サッカー選手など、人気のある人達が吹き替えをやりましたが、ホーマーなど主要な人物ではなく、普段出てこない人物の脇役を努める感じでした。
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イタリアで国民的な人気を誇るサッカー選手でも、シンプソンズに参加するときは脇役というささやかな形で参加したということです。
吹き替えという技術は、「動画」に「声の演技」を加えることによって、キャラクターに『魂』を吹き込むことを理解していただきたいです。ただ、言葉を話せば良いということではないのです。

イタリアがらみで、シンプソンズファミリーがイタリアに行ったときのエピソードを紹介します。

  • タイトル: 「The Italian Bob」
  • シナリオ作家: ジョンフリンク
  • ディレクター: マークカークランド
  • エピソード番号: 364
  • 米国での放送日:11/12/2005
  • 備 考:米国オリジナルのサイドショーボブの声優ケルシーグラマーは、このエピソードで2006年度のエミー賞の吹き替え声優部門を獲得しました。また、このエピソードは2006年生産されたアニメーションで最高のWGA賞を得ました。

− 概要: シンプソン一家はバーンズの新車を引き取るためにイタリアに行きます、しかし、(案の定)車は壊れてしまいます。そして彼らはイタリアの小さな街で、街を復興させ、市長のように街を支配しているサイドショーボブに出会います。 シンプソン一家に対してボブは・・・そして新たなる闘いが!